シータヒーリング ビリーフ

私が作り出したビリーフ。
シータヒーリングを始めてから、唯一何度掘り下げても解決出来なかったビリーフがありました。それは

「息子が食に興味がない」です。

結構から言うと、私が創造主のメッセージをブロックして聴こえない状態にしていた、というお話でもあります。そこにあるビリーフを見ないふりしていました。

息子はデパートや肉屋の最高級ステーキ肉などおかわりする食材もありますが(今半のすき焼き肉はめちゃくちゃ食べるし一枚5000円前後のサーロインは食べる)、毎日そんなものを食べさせるわけにもいきません。保育園の頃から、小学校に入っても、毎度給食を食べないと指摘され続けていました。

正確に言うと、家では普通の食事は完食はするものの毎回1時間半くらい嫌々ダラダラ食べる、です。給食は時間が決まっているので、当然食べ終わりません。ダラダラ食べないでいる間にタイムアウトです。

これは息子ともセッションもしていて、ベテランヒーラーさんに交換セッションもしてもらったことがあっても全く解決しませんでした。

めちゃくちゃサイキックな子なので、食材に含まれる有害物質を避けてるのかな?とか、ダラダラ食べることで私に養育の学びを与えてくれてるのかな、とか「遊びたい」と言う気持ちが優先して食に集中出来ないのかな、とか様々な方向で散々やりました。

で、辿り着いたのが「このビリーフ、私が作り出したやつだ」でした。

息子がお腹の中にいた時、重度の悪阻で意識障害手前まで行き、妊娠が分かってから2回目くらいの健診時に入院してくださいと言われました。

安定期に入るまでの3ヶ月、何も食べられないのでずっと点滴だけで生きていました。やっと退院したと思ったら、1ヶ月足らずで今度は切迫早産になりまた入院。生産期まで再び点滴生活です。二度目の入院時は悪阻はなかったので食べられるっちゃ食べられましたが、点滴を繋ぎっぱなしなので全然お腹が空かなくて、いつも病院食を残していました。その時に、思ってしまったんですね。

「点滴捗るわ〜。食べなくても点滴で生きて行けるなら、ずっと点滴がいいわ〜。そうすれば仕事もやりたいことも心置きなく集中できる!中断されない!退院したら、点滴に代わる手頃な栄養補給の方法ないかしら?」

うん、最悪ですねー。

これが立派な問題解決プログラムとしてビリーフになりました。つまり、「何か集中してやりたい事がある時は食べることは邪魔だ」です。食べる時間を好きなことに割けるじゃん、です。

同時に、胎児時代に私が食べていないせいで食の喜びや、食が血肉になり栄養になっていく、と言う経験をすっ飛ばしているので、息子の中に「食は素晴らしい」「食べるのは楽しい」「食は心が豊かになる」と言う感覚感情がそもそも作られず、その感覚感情を単純に持っていないまま生まれてしまった、と言う側面もありました。

私自身を振り返ると、昔からあまりお腹が空かなくて、1日1食で良い日もあれば、2食の日が普通という生活でした。食べる事は好きでしたが、懐石フルコースやフレンチフルコースを好む、そういうレストランに行くのが趣味、という感じだったのでその趣味以外の部分の日常の食事についてはやっつけ感覚でした。

何故1日1食でお腹が空かなかったかと言えば、仕事に集中すると食べるのを忘れるからです。アイデアが降りてきた時は夜が明けるまで気づかずPCを操作したり、日中は社食が時間切れでクローズしたり。つまり元々食に対してごく特定の豊かさを感じる受容体しかなく、私もまた、日常での食の豊かさを知らなかった。遺伝しましたよね、息子に。そして、とどめに妊娠中に作り出した「食べることは時間のロス」「やりたいことの邪魔になる」というビリーフ。

そりゃ、息子、食べないわ。

きちんと息子とワークして、これらのことを話しました。そして知らなかった感覚感情をダウンロードした結果、ちゃんと20分〜30分で完食するようになりました。

ビリーフが外れた途端、ご近所さんがトマトやキュウリを収穫させてくれたり、それをそのままその場で食べて美味しさを知ったりと、実際食の豊かさを実体験する機会が頻出しました。

これに気づくのが遅れたのは、私の中に逃げがあったからです。息子自身が「食べない」という現実から何を学ぼうとしているのか、彼がそのうち答えを出すだろうという逃げ道を用意していたからです。そして、食べない息子にやいやい言いながらお世話をするのも面倒くさいけど楽しいじゃん、ママっぽいことしてるな、というメリットを手放さなかったからです。肉体的に筋肉のバランスも良く、健康そのものでなんなら運動量が同年齢より活発なのに、痩せているとか貧血だとか、そういう問題がないからいいか、という放置心もありましたね。栄養的なバランスをスキャンしても無問題だったから。無理矢理食べさせて心が重たくなるより死ななきゃいいか、というね。完全に逃げ。問題のすり替え。

でもさすがに時間的な面で宿題などに皺寄せが来てしまい、入眠時間を圧迫します。
ついに、本腰を入れて創造主に「逃げないからセルフワークサポートして」とリクエストして一発解決しました。長かった。実に5年くらい食べない問題を抱えてました。そこまでネガティブではない学び方でしたが、もうちょっと放置していたら学業や習い事に支障出まくりで、豊かさのバリュエーションを置き忘れた子になってしまうリスクがありました。息子、ごめん。

ほんと、問題は逃げず放置せず本腰入れてワークした方が軽い。本気の意志決定があれば、創造主のメッセージを自らブロックしないでちゃんと聴ける、ということですね。

まさか普段から普通にメッセージを聴いている自分が、自らブロックしていたとは。そりゃー聴こえないよ。聴こえない!という方は、ブロックしていないかどうか、聴こえたら困る(手放さなきゃいけなくなる)ことが無いかどうか、チェックしてみてくださいね。