
嫌悪感
理由もわからず、とにかく嫌悪感を覚えてしまう人はいませんか?直接の知り合いではなくても、例えばテレビをみていて「この芸能人なんか嫌な感じがする」とか。これは2つの可能性があると思います。1つはあなたがサイキックゆえに、リーディングしてしまい相手の裏の顔や性質を感知している可能性。この場合は、何故その「性質」にトリガーされ嫌悪するのか?を掘り下げると、過去に同じ性質を持つ人に対してわだかまりや憤りを持った可能性があるので、それをセルフワークすると良いと思います。
2つめは実際過去世の自分または先祖が相手との間に何かドラマを経験していて、その憤りや恐れが浮上している可能性。この場合は、シータヒーリングのワールドリレーションズ方式で筋肉反射テストをして、セルフワークをすると良いと思います。
大切なことは、嫌悪でジャッジしたままにしないことではないでしょうか。ジャッジのエネルギーは重たい。自分もどんどん重たくなり七層に繋がりづらくなりますが、それだけでなく嫌悪する相手によく似たエネルギーの人を自ら人生に招き入れることに繋がります。或いは、拒絶のエネルギーが隠れていた場合は大切な人を人生から締め出します。
けれど、ワークをした上で「許し」相手のエネルギーとの繋がりを手放せば「ああそういう人なんだ」という単純な捉え方になり、そこに憤りや恐れを抱くことがなくなります。
私も幼少期は人の好き嫌いが激しくて、よく知らないすれ違っただけの人にもガルガル警戒心で勝手にエネルギー的な喧嘩を売っていました。「やられるまえに、やれ」でした。今でもメディアで見かける芸能人などを観て、意識的にリーディングしているわけではないのに相手の性質がエネルギーとして見えます。高確率で問題を起こして消えて行きます。でも、ただそう或るだけなんだとそこにネガティブな感情は湧き起こりません。ただセンサーとして使い、チャンネルを変えたり観るのをやめて「私はこの人から学びません」にするだけ。
例えば性的に残酷なエネルギーの人から、もし「存在すること自体への尊重」を学べるとしても、私は存在自体を尊重してくれて、他者にもそうしている人達から学べば良いと思っています。なんなら創造主から学べば良いですよね。わざわざ憤りを使って残酷な人から学ばなくても良いですよね。だから嫌悪にならず、そういう人なんだな、で終わりです。感情が起伏しないのって楽々簡単ですよね。
楽々簡単
何で自分の人生にはドラマばっかり巻き起こるの?という人は、自分がドラマ好きで、楽々簡単がつまらないと思っていないか点検してみると良いかも知れませんね。ドラマ、つまりイライラしたり嫌悪する人に対する憤りを使う刺激、スリリングさと引き換えに何かを得たり学び続けるのは、「楽々簡単では何も得られない」言い換えると「苦労して何かを得ます」という思考パターンを持っているからかもしれません。あるいは苦労をすればするほど乗り越えた自分を肯定出来る、自分を好きになれるという思い込みがあるからかも知れません。ワクワクする刺激的な日常を、ドラマなしでは得られないと思い込んでいるのかも知れません。
苦労は、始めは乗り越えて学べるし自己効力感も得られるかもしれませんが、苦労が巨大に積もると何かを得たり学ぶどころではなくなり、いつしかネガティブなエネルギーの中で人生の目的を見失い、時間を消耗するリスクがあります。ネガティブな感情にがんじがらめにされ、いつしか「学ぶ」「前進する」という目的を忘れてただただ辛い人生なんだけど…となるリスクがあります。そして、苦労が好きな人はドーパミンホルモン依存の可能性もあります。別れた復縁した、裏切られた謝られた、という「刺激」はドーパミンを分泌させ、スリリングで一瞬気持ちよくなる快楽を得られるからです。
一方楽々簡単はセロトニンを適切に分泌しながら何かを得たり学んだり出来るやり方です。人間が生きていくのにいちばん必要なのは、社会的成功で分泌されるドーパミンではなく、睡眠や食事、入浴や好きなことに没頭する時に出るセロトニン。そして人との触れ合いで得られるオキシトシンです。自分を肯定し愛する時は幸福ホルモンのセロトニンが出ます。好きなことにワクワクしても出ます。だから、スリリングなドラマで得られるドーパミンにはない、「愛」の中で幸福感を感じられるやり方です。同じ「快楽ホルモン」でも違います。ならば、「好き」の中でワクワクドキドキした方が人生の目的を見失うリスクなく持続的に幸福感を感じられるのではないでしょうか。
もちろん、苦労やスリルが好きな方はそれを選択するのも自由です。生きている実感も得られますしね。けれど、感覚としてセロトニンやオキシトシンの中で楽々簡単に何かを得たり前進するほうが、かなりドキドキもワクワクもあると知らないだけかもしれないので、スリルを凌駕する楽々簡単のドキドキワクワクを一度ダウンロードしてみても良いかも知れませんね。