シータヒーリング 完璧主義と完全であること

完璧主義 と「完全であること」の違い

人生をハードモードにしてしまう「完璧主義」
完璧主義と「完全であること」は全く違います。「完璧な自分」を追い求めるのではなく、「完全な自分」を認めることが、人生をポジティブなエネルギーで生きていくのに役立つ、というお話を、シータヒーリングの捉え方から解説していきます。

完璧主義ー自分はまだ努力しきれていないから、チャレンジする資格はない。もうちょっと完璧になってから行動しよう。もっともっと努力しなければ、いまの自分じゃだめだ。

何か新しいことを始めてみようかなと思った時。例えばジムに行って健康に気を遣おうかなと思った時に、「ウエアも買っていないないし、買うからには吸水性や速乾性など吟味が必要だ。でも吟味している時間もないな」「太っているからもうちょっと人前に出られるようになってからにしようかな、ひざを痛めるかもしれないし」「どこのジムがいいのかな。色々調べて自分に完璧に合ったところを探さなきゃ。見つかるまではジムデビューできないな」

すべて「自分はまだ完璧な準備が整っていないから」とそれを言い訳にして一歩踏み出すことから逃げている状態です。これが、「完璧主義」を採用しているうちに起こる「行動制限」です。

あなたはあなたのままで完全

人はみな、「今のままの、この瞬間の状態で」完全です。いろんな経験をし、喜び悲しみ学んできて、今あるあなたがあなたの最善の状態です。生きてきた結果です。

人は自分の細胞にある感覚感情、思考パターンを使って次にどんな行動をするか決めています。細胞の中にネガティブな感情が多く、使い慣れた思考パターンで生きていく方法しか知らなかったら、自分中にある「材料」だけを使って精一杯行動を決定していきます。それは間違いでもなく、失敗でもありません。その時その瞬間に持っていた材料で最善の現実を創り出していただけのことです。
失敗や回り道や負の感情も、すべてあなたの細胞の中にあるブロックや思考パターンがフル回転して創り出してきた現実です。

プリンを作ろうとして卵がなくて、牛乳だけで作ろうとしても望んでいたプリンは出来上がらない。でも別の何かは出来上がる。
細胞の中にある材料で現実を創っていく、とはこんな感じです。

完全であるあなた

細胞内の状態は、遺伝的なものでどうにもならなかったのかもしれません。あるいは不適切な養育やトラウマで、ポジティブな感覚感情が育てられなかったのかもしれません。過去世から持ち越してきた思考パターンもあるでしょう。
だから、過去に後悔せず「今の自分は自分になるために頑張ってきたんだ」「持っている材料で奮闘したんだ」と自分を許して認めてあげてください。それが出来て初めて、同じエネルギーで人を許し、人を認められるようになると思います。

1回きりの「今の私」の人生。
自分を愛し、生まれて来た目的を思い出し、軽やかにシフトしていけたら最高ですよね。

シータヒーリングで思考パターンを変える

カウンセリングなどで上記のような意識の変化をもたらすことももちろん可能です。
でも人生は短い。思考パターンを瞬時に変えることが出来たら、次の瞬間から新しい生き方が出来るのに、実際は何年も何十年もかけて思考の癖を変化させていきます。
下手をすると、何度も何度も転生してようやく変化させられる思考パターンもあります。

「魂」というスピリチュアルとは切り離せないものを現代医学や科学のように無理やり切り離して捉えるのではなく、科学もスピリチュアルも両面から等しく捉えて活用していくシータヒーリングのメソッドでは、これら様々な思考パターンも解決できます。(スピリチュアルなエネルギーを使えば、過去世にもアプローチ出来る、と言えば分かりやすいでしょうか)
さらに素晴らしいところは、思考パターンを瞬時に変容させることはもちろん、「新しいポジティブなパターン」に書き換え上書き保存できるところです。

思考パターンの土台を探す

思考パターンを書き換えるシータヒーリングのメソッドには、まず「何故その思考パターンを持つに至ったのか」を特定する、という土台の掘り下げアプローチがあります。

例えば一番最初に「完璧主義」を採用したのはいつでしょうか。
幼少期に親から完璧であること=高い高い目標を掲げられレールを敷かれた、という経験からかもしれません。レールは敷かれたけれど、自分には到底無理だと思った時に「そうか、私は完璧じゃないからこれが出来ないんだ。」「完璧であることを自分に課せば、目標に到達できなくても私には無理なんだから仕方がない」と、完璧主義を採用すれば目の前の課されたことから逃げることが出来ると潜在意識が気づきます。

ゴールがない「完璧主義」の状態にいれば、叶わないのだからチャレンジするのをやめよう!自分の好きな道で輝こう!と本来自分が望む方向にシフトする決意が生まれるというメリットも生まれます。これで成功体験があると、問題を解決する思考パターンとして思考プログラムに格納されます。意にそぐわないことをやりたくないときに、積極的に使っていくようになるでしょう。

そう、「思考パターン」を採用するのは、不都合な目の前の現実(親に敷かれたレール)に対して自分自身を守ろうとして(自分自身の決めた自由な方向に行こうとして)、その現実から逃げる(親の期待に応えられなくても仕方ない)、メリットがあるからです。

思考パターンの書き換え

ではどうやってこの思考パターンを書き換えるのでしょうか。
それはスクールの中で学んでいけますが、ここでは簡単に紹介します。

ます、その思考パターンを採用した「メリット」自体が、そのネガティブな思考パターンを使わなくても叶う、という状態に変えます。
=「完璧主義」を使ってやりたくないことから脱し、自由を手に入れる→見えないゴールを設定することなく自由を手に入れる、に変えます。
そして、やりたくないと思ったことをきちんと相手に伝えられる感覚や感情も分かった方が良いですよね。なので、自分の意志を尊重してもらえる感覚、自分で人生を決めても安心安全だ、というような感覚も必要でしょう。

書き換える際にシータヒーリングで使うのが亜原子エネルギーです。すべての存在の根源、最初に宇宙空間に出現した原始の素粒子です。メソッドの中では「創造主」と便宜上呼びます。
現代は医療分野でも遺伝子(細胞)に直接働きかけて変容させ病気を治したり鬱を改善する治療法が出来ていますが、同じことを原子レベルで行います。
もしこれが出来たら、あらゆる悩みも土台を探してプログラム自体を変えれば、ポジティブなやり方を採用していけば人生が変わると思いませんか?