シータヒーリングで病気を改善した例
病気のヒーリングはどうして効くの?その原理は?
病気が治らないのは、治ったら困ることがあるからとシータヒーリングでは捉えます。
例えば乳がんの再発を繰り返した女性。
そもそも何故病気が発生するのか
ある乳がんの女性は乳がんが治ったら困るから、再発を繰り返すという現実を創っていました。
人の潜在意識は目の前の「不都合な現実」をどうにか解決しようとします。
女性の目の前にあった不都合な現実とは「夫が浮気性で家に帰ってこない、自分一人だけを愛してはくれない、寂しい。子供たちにも父親らしい関わり方をしてくれず、家族の形が歪だった」です。
彼女の細胞の中にある、遺伝的にも引き継いできた「問題解決方法」は、「不都合なことがあったら自分が病気になって解決できる」というやり方でした。
実際そのやり方を使って乳がんになった彼女は、入院や闘病生活をすることで「夫が戻ってきてくれた、献身的にいつもそばにいてくれて、自分一人を愛してくれている状態を手に入れた。大切にお世話してもらうことで愛されている実感世喜びを手に入れた。入院で不在の自分に変わって、子供たちの面倒を父親として精一杯してくれて、子供たちも父親に対する信頼を持てるようになった」
というメリットを得ました。つまり病気になるという方法で問題を解決できたのです。
ですが、今現在癌はまだ命を奪う病気でもあります。転移もします。
望みは夫の愛を取り戻すことだったのに、それが叶っても癌という状態が改善されなければ命を失います。
この、病気になって不都合を解決するというやり方は大なり小なり多くの人がやりがちなのではないでしょうか。会社に行きたくないから高熱を出したりおなかが痛くなったり、原因不明で起きられなくなったり。
この健康と引き換えのやり方は簡単です。簡単だから人はそれを昔から採用しています。でも、目先のメリットを得た後のことを考えた上でのやり方ではありません。命を失ってしまっては元も子もないのだから。
シータヒーリングで問題解決のやり方を変える
では、病気になるというやり方をしなくても「夫の愛を取り戻せる」別のやり方があったらどうでしょうか。神仏に頼んで代償と引き換えに願いをかなえるやり方でしょうか。
いいえ、遺伝子の中にある長年採用されてきた病気を使うというやり方を取り消して、別のやり方に書き換える、つまり思考パターンのプログラム、問題解決のアルゴリズム事態を変えてしまえばよいのです。
例えば「病気になること無しに」「夫と自分との心地よい距離感が分かり」「お互いに思いやることで愛を育む」というやり方に変えるとします。
その際に、一体どうやって心地よい距離感が分かるようになるの?思いやれるか自信がない、と感じるでしょう。そもそもそのやり方を知っていたら病気は採用しないはずです。
シータヒーリングでは、やり方を書き換える際に上記の例でいうなら「夫に愛されるというのがどんな感じがするか」「相手を思いやるというのはどんな感じか」「相手から思いやりを受け取るというのはどんな感じか」「お互いに心地の良い距離感で生活するというのがどんな感じがするのか」という感覚感情を細胞内にダウンロードします。
コンピュータープログラミングで書き換えコマンドを入力して、必要な要素を入れていく感じです。そもそものゴールにある感覚感情が分かっていない状態でやり方だけ変えても、使いこなせないので結局また元の問題解決方法に戻ってしまいます。
一般的なカウンセリングなどで問題を解決するのに時間がかかるのは、解決方法を提示されても実際に解決された後のゴールを具体的に思い浮かべることが難しく、希望が近くにある感じがしないからではないでしょうか。
だからやり方を書き換えるだけではなく、書き換えるのに付随して必要になる感覚感情を知る必要があるのです。
シータヒーリング 創造主が成す
潜在意識の書き換えは「創造主」が行います。
私たちヒーラーは、自分の力を使いません。
宇宙に一番最初に現れた、すべてのモノを構成する亜原子エネルギー(便宜上「創造主」と呼びます)のコマンドして、書き換えを観届けるだけです。
霊能力ではないので神仏や先祖のシャーマンと契約して代償を差し出して助けてもらうわけでもなく、だれもが使える亜原子を使うだけです。
思考を書き換える際には、遺伝子細胞だけでなく過去世から持ち越してきた思考パターン(問題解決方法)や、幼少期のトラウマから生じて学習してきた思考パターンも全て同時に書き換えていきます。そして、もう病気になるという解決方法を使わなくても大丈夫、と納得がいくまで必要な別のやり方や感覚感情をダウンロードしていきます。
病気の原因は多岐にわたる
これがシータヒーリングのすべてではないですし、原因は多岐にわたりますがこの例の女性は無事に完治しました。
実際は、この「夫」との愛の問題ではなく遡って一番最初に病気を使って問題を解決した時に行き、その時親との間で生じた「愛が欲しい」という問題を病気で解決したという根っこの部分を書き換えることもしました。
そして病気になったことを通じて学んだことなどもセッションしていきました。
根こそぎ解決するには、ここに書いたことの何倍ものアプローチをしています。それはスクールで学ぶ内容なので軽いシェアにとどめます。
他にも病気は呪いの類、霊障と言われる原因やウイルスが持つ感情と自分の感情が同じ類のものだった場合に引き寄せるという現象などもあり、それはリーディング&チャネリングしてみないことには分かりません。
ですが、共通して言えるのは呪いも霊障もウイルスも寄生虫も細菌も、すべてその人の細胞の中にそれらの侵入を許す「鍵」となるネガティブな感覚感情がある点です。
だからシータヒーリングではどんなパターンにも対処できるメソッドがあり、学びの最初のクラス「基礎DNA」では複数の原因に対処するためのテクニックを全体の7割くらい習います。
ヒーリングで病気を改善したいなら
辛い病気を何とかしたい!と思っても、もしも病気になることで得ているメリットを手放したくない、他のやり方なんて必要がないからずっと病気でいい!となれば、そこでセッションは終わります。シータヒーリングを設立したヴァイアナの元にも、こうやって途中で病気を治さなくていい!と言って帰ってしまった人が多々いるそうです。
でも、それもその人の選択です。尊重すべき決断であり、ヒーラーは「そんなことして、死ぬよ」などと無理やりセッションを続行させたり脅すようなことは言いません。
どう生きるかは一人一人違って、それを尊重しながらサポートが必要な時に寄り添う、それがシータヒーリングの病気改善へのアプローチです。