風の時代
2020年から風の時代に入ったと言われていますが、最近時代のど真ん中に入ったんじゃなかろうか?という感じがします。風の時代の特徴の一つが「情報社会」という点。昭和の地の時代は物質を所有することが幸せの価値観で、地位や名誉こそが宝という価値観の時代。一方風の時代は情報や知性、体験やコミュニケーション等目に見えないモノに価値を置く時代。長く続いた地の時代の「豊かさ」「成功」をお金やステイタスや評価ではかる集合意識の海から、自由や平等の風が吹く軽やかな価値観の陸に上がる時なんだろうなと思います。これが地球のアセンションと重なっているのが妙に納得です。
最高の真実
とかく、情報が溢れこれまで隠されていたことの真実が明るみに出る時代だと思いますが、ここで皆さんにシェアしたい思いがあります。それは、どうか情報に都度踊らされて「ジャッジ」していないか自問してね、ということ。一見真実に見えて、真相を暴いたかに見えるその情報は、本当に真実でしょうか。あとから覆す真実が出てくる可能性もあります。それは最高の真実でしょうか。
自分の価値基準で情報をジャッジし、意見を面白おかしく投稿したり噂話をする時、皆さんに何が起こっているか考えて見てください。シータヒーリングの基礎DNAセミナーで最初に学びますよね、「言葉と思考の持つパワー」。たくさんの人が、フェイクを真実だとジャッジすれば、思考のエネルギーは現実化します。「こいつは悪人だから罰を受けるべきだ」というジャッジ思考が集合意識となり、現実的に罰を与える展開になるでしょう。一般の方でも40%くらい思考が現実化しますが、シータヒーラーは現実化の確率か高いのを今一度自覚する必要があるのかなと思います。
地球のアセンション
不用意に情報に対してジャッジして、真実かどうかを確かめずに意見を発することは、ヒーラーの波動を下げることになると思います。
これをなぜ書くかというと、ジャッジを捨て真実を見ようとすることこそが、地球のアセンションに必要な要件だと思うからです。大量の情報が飛び交う風の時代だからこそ、それを自覚してヒーラー自身が無条件の愛の観点で物事を観る、目覚めることが全体的な波動上昇になります。それが地球のアセンションになっていくわけです。
義務を果たせと部外者が思考で強要することは、支配と変わりません。刑罰感情は五層系に傾いた二元論です。どの立場から思考しているか、自分のエネルギーを点検する良い機会ではないかと思います。
ジャッジや二元論のエネルギーに乗っかって、低い波動に合わせることは、巡って自分を傷つけます。それも人の自由なので「こうしなさい」なんてことは言いませんが、魂が地球を助けたいと思っている方々は、創造主の無条件の愛の観点で事象、情報を眺めてみると良いのかなと思います。
無条件、です。何かをするから罰するとか、何かをしたから評価する、というベクトルではありません。無条件は、ただあるがまま「或る」として捉える視点。そこに自分のジャッジや観点を混入させて優越感を覚えたり、自分の正しさを証明しようとするエゴイズムは存在しません。人がそこに気づいた時、その人の霊性が次元上昇していくのではないかなと思います。でも具体的に情報にジャッジしないためにどうすればいいか。「創造主に聴く」を普段からやるのも一つの手ですよね。「これって真実?」と。
軽やかな人はそもそも、溢れる情報を自分ごとにしません。かと言って他人事として突き放しもしません。ドラマに踊らされて刺激を楽しむより、正しさを証明することに興奮するより、他にもっと重要なことがあり自分が何をしたいかが分かっていれば、首をつっこむ暇がないので情報に対しては俯瞰して「様子を観る」だけのスタンスになると思います。
言い換えれば、やりたいことや使命が分かっていると、正義感を振り翳すことが自分の魂の目的ではないと当たり前に分かるのでそこにフォーカスしない、という感じでしょうか。
ぜひ、「様子見」と「真実を創造主に聴く」を使って皆さんの日常にジャッジのエネルギーを混入させることなく、ポジティブなエネルギーの中でウキウキ過ごしてくださいね。